予防歯科
歯を大切にする重要性
歯は体の一部であり、歯を失うことは体に悪影響を及ぼします。例えば、歯がなくなることで噛み合わせが悪くなり、肩こりになることもあります。また発声が悪くなったり、脳への刺激が低下することで、認知症を起こしやすくなったりするとも言われています。
歯が日常生活に及ぼす影響は思っている以上に大きく、一日一日のケアが大切なのです。
定期的に通院し、予防する事は皆様の歯の寿命を大きく左右します。
「磨けている」と思っても、ご自信のケアの確認の為にご来院下さい。
たった1本失っただけでもバランスが崩れるのです。
患者さんにあったアドバイスをしています
まず、口腔内写真を患者さんにご覧いただき、現在の口の状態を把握していただきます。
また、虫歯の部分を赤く染めだす液を使い、どこにどのくらい悪い部分があるのか、また見落とした汚れがあるのかを知ってもらいます。
次に、虫歯や歯周病を防ぐために、生活習慣の見直しについてアドバイスします。具体的には、糖分を摂りすぎない、柔らかいものばかり食べない、両側の歯で噛む、という内容です。また、口で呼吸をしないように意識することや、ストレスを溜めないことなど、食生活以外で気を付けられることも教えています。時には、自宅で出来るお顔の筋肉のマッサージなども教えています。
最後に、患者さんがご自宅で虫歯予防を進められるよう、一人一人に合ったケア用品を紹介します。例えば、歯ブラシの硬さがあっていない場合は、歯磨きをしっかりしていても逆に歯ぐきを傷つけることになるため、適切な硬さをアドバイスします。お口の大きさや、歯並びそして年齢でも歯ブラシのヘッドの大きさが変わりますので一緒に選ぶ事も致します。
診療のながれ
口腔内調査後、専用機器を使って歯をクリーニングします。歯石を徹底的に除去したあとは、歯の表面をなめらかにする仕上げを施し、汚れの再付着を防ぎます。
必要に応じて、歯質を強化するフッ素を歯の表面に塗布したり、染出し剤による磨き残しチェック、噛み合わせチェックと歯みがき指導を行います。
健康な歯を維持するためには定期検診の受診がおすすめです。 定期的に検診を受けていれば、もし虫歯ができていても早めに対応ができ、比較的ダメージの少ない治療を受けられます。