こんにちは あざみ野の歯医者 あおぞら歯科です。
今日はフラの話をします・・。
皆さんはハワイの民族の踊りと言えば 「フラダンス」と すぐに答えてくださると思いますが
正式には現地では フラダンスの事を「Hulaフラ」と言います。
日本舞踊の様に、お師匠さんがいらっしゃいまして 少しステップが違っていたり、手の動かし方なども 流派によって変わります。
先日の日曜日、東京の駒沢公園球技場で日本で一番大きなフラの競技会(コンペティション)が行われ、来年エントリーが決まっている私は 仲間と観に行って来ました。
遠くは新潟県や富山県からもエントリーしているチームがいらっしゃいました。
フラには 古典フラと、現代フラがあります。
古典フラは まずハワイ語のお祈り(天や山や自然の神様に捧げます)から始まり、竹や鳥の羽や平たい石などで出来た打楽器を持ち乍ら踊る事もあります。
お化粧はしてはいけません。
もちろん、足は裸足です。
そして 自生の植物を足首・手首・首・髪に着け、大きなひょうたんの様な打楽器に合わせて リズミカルに踊ります。
対して現代フラは 靴を履いても良し、ドレスもずっと現代風でエレガントな物を身に付ける方が多いです。
現代フラの音楽は、生バンドで ギター、ウクレレ、ベース、ピアノなどを使って ムーディな曲も登場します。
ハワイには ナホクアワード、と言ってアメリカ本土のグラミー賞の様な歌唱賞があり、競技会では優勝する様な素晴らしい歌手が生で歌ったりもします。
そしてフラは 歌の意味を大切にして踊るのですが、その歌詞によって 合う装飾(花の種類、咲く場所、色合い)などさまざまな事が審査されます。
そして勿論、歌詞への深い理解とともに 情感の表現は(たとえ耳の不自由な方が観ていても その意味が伝わるかと言う様な)繊細、かつ豊かなものが求められます。
その他 身だしなみ、礼儀、入場、退場の歩き方、立ち居振る舞い、すべてが審査の対象になります。
フラは、ハワイアン民族にとって誇りある文化のひとつなので ハワイでこの様な競技会が行われる時には、かつての王族の子孫が 毎年会場に足を運びます。
ハワイでは、ハワイ島のヒロ、と言う日系移民の多い町で フラの世界一の競技会が行われ、それはそれは盛大に、そして厳粛に行われます。
毎年4月に行われ、60年続けられています。
世界中のフラダンサー達の憧れの大会です。
<おまけ> 歯が白いですね‼︎