こんにちは あざみ野の歯医者 あおぞら歯科です。
先日、砧公園の隣りにある世田谷美術館で開催中の特別展、「東急 暮らしと街の文化」に行って来ました。
この展示では、東急田園都市線の開発と、それに伴う街づくりの歴史が紹介されています。かつて都心から西へ延びる鉄道は、南武線と小田急線しかなく、都市の発展には新たな交通網が不可欠でした。東急は単なる鉄道建設にとどまらず、沿線の住宅地や商業施設を一体的に開発するという壮大な構想を実現。現在の二子玉川やたまプラーザといった街並みも、その計画の延長線上にあります。
展示では、当時の地図や模型、広告などが並び、鉄道と暮らしがどのように結びついて発展したかを知ることができました。
東急の会社が作り出そうとした、田園趣味の豊かな街作りは、渋沢栄一さんの"田園都市構想"に基づいているそうです。100年を超える時間を掛けて、東急が東京の西域に作り出した、暮らしと街が出来上がって行く様子・・なかなか 歴史が深く興味深かったです。
特に、ヘリコプターから映した広大な丘陵地帯を整地して行く様子は、今の田園都市線沿線の街のが出来上がる前の景色(人家はありません)なので 全く違う景色で驚きます。
普段何気なく利用している街や駅にも、長い歴史と計画があることを実感できる貴重な機会でした。都市開発や交通の歴史に興味のある方は ぜひ 行って見てください。
カフェもありました〜♪